大人になったからこそ読みたい絵本

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大人になったからこそ読みたい絵本

大人になって読み直すとまた違った味わいのある本

子供の時に読んだ絵本というのは、大人になってもずっと記憶の中に残り続けていくものです。
読書があまり好きでないという人も、子供の時に読んでもらった絵本や児童書は大好きということもあるでしょう。

子供向けの本というのは、非常に想像力が豊かで独特の世界観を持っていますので、大人になってから読んでもわくわくと楽しい気分になります。

名作と言われる絵本や児童書は、一見子供向けの楽しいお話のように見えて実際は大人になってからも通じる深い知識やものの考え方が織り込まれていたりします。

子供の時に読んで感動した本は、ぜひ大人になってからもう一度読み直してみてください。
そこに意外な発見があったり、子供の時にはわからなかった意味がわかるようになっていたりします。

もちろん子供の時期に読んでいなかったという人も、大人になってから絵本を趣味にするということができます。

絵本はインテリアとしてもとてもおしゃれなアイテムで、ちょっと心が疲れた時などはパラパラと読み直してみるだけでもストレス解消になってくれます。

そんな癒し系絵本としてぜひおすすめをしたい作品が「100万回生きた猫」です。
これはかなり有名な話なので知っている人も多いでしょうが、本当の愛とは何なのかという深いテーマを子供向け作品として非常に上手に提示してくれています。

忙しい日常生活の中で心が迷った時などは、読み返してみるときっと気持ちを新たにすることができるはずです。

大人向けの絵本もおすすめです

絵本は子供向けのものばかりと思ってしまうところですが、実は大人向けに書かれた絵本もあります。
絵本という形にしていることで、素敵なイラストと短い文章が印象的に心に残ります。

もちろん子供と一緒に読んでもいいですし、楽しみ方は人それぞれとなっています。
女性にぜひ読んでもらいたいものとして「ちいさなあなたへ」というアリスン・マギー作、ピーターH・レイノルズ絵という本があります。

こちらはNYタイムズ紙で大絶賛された母親の心情をイラストともにつづった本で、日本でもなかがわちひろ氏による訳文で出版されています。

読み進めていくうちに、これから母親になるという気持ちや赤ちゃんが生まれて育っていくという様子に感情移入ができるようになりますので、読み終わるときにはじんとした感動があります。

自分が読んだものを娘が大きくなったときにプレゼントするという母親もおり、大人になったからこそ女性に読んでもらいたい一冊となっています。

訳文のない英字の絵本などもとても素敵なものがたくさんあります。
絵本に興味のある人は一度大きな書店の輸入書コーナーで探してみてください。