入籍から数年後に挙げる結婚式
入籍した後すぐに挙げる方が多い結婚式。実は入籍後、数年たってから挙げることでメリットもあります。
例えば、一般的な結婚式では、挙式当日の日程、会場の選択、招待するゲスト、ドレス選びなどなど様々な準備が必要になるので、忙しくなります。若いうちは、仕事や経済面で落ち着かないことが多いため、心身の負担は大きくなります。
今回は、入籍後数年たってから結婚式を開くメリット・デメリットについてご紹介します。
メリット
入籍した後、時間をおいての結婚式は、「時間にゆとりがもてる」点が大きなメリットです。入籍直後だと、慌ただしくなる結婚式準備と日常生活の両立がなかなか難しくなりがちですが、少し時間をおくことでひとまず目の前にあることに専念できます。
また、経済的に余裕ができる点もメリットの1つ。挙式費用は決して安くないですが、経済的に落ち着いていると色々なプランを検討できます。
例えば、日本を離れて南国リゾート地として有名なハワイで家族挙式を挙げたり、グレードの高いサービスを利用したりすることもできるようになるでしょう。
他にも、人気のある会場をおさえたり、お好みの結婚式に仕上げたりするためには、ゆとりがあったほうが実現しやすいですよね。
子供がいる家庭なら、子供と一緒に結婚式を開いて夫婦の愛を再確認すると共に、一緒に記念撮影して心に残る思い出を残すこともできますよ。
デメリット
デメリットとしては、家族や周囲の人から結婚式の予定はないのか心配されてしまう可能性があります。日本では、毎年67万組の男女が結婚していますが、そのうち挙式をしないカップルの70%が、結婚式に対して後悔したり心残りを感じたりしています。
家族や周囲の人も、後悔してほしくないという思いから、なかなか結婚式を挙げないあなたに、式について催促してくるかもしれません。
そのほか、結婚する前と後の変化を感じにくい点もデメリットです。
人によっては結婚式の時間をおくと、それまでの生活から「結婚しても大丈夫なのかな?」と色々なことを考えてしまい、心が落ち着かない毎日を過ごしてしまうことも考えられます。
メリット・デメリットは、結婚式に対する周囲の価値観やご自身の心理の変化によって変わってきますので、結婚式を早めに挙げるか時間をおくかは、夫婦の都合に合わせて選択すると良いでしょう。